AMDは、2028年に発売されるEpyc FlorenceプロセッサでZen 7アーキテクチャを正式に発表した。このプロセッサは、従来のZen 7と計算専用のZen 7cコアを両方搭載し、TSMCのA16またはA14プロセスで製造される予定。FlorenceはMRDIMMやLPDDRなどの新メモリ規格をサポートし、ACE AI Compute Extensionsによりx86エコシステムで行列演算を高速化する。SP7およびSP8プラットフォーム上で動作し、コア数とコスト効率で差別化され、AMDの次世代AIラックシステムFerraraを強化する。
Zen 8アーキテクチャは2030年にEpyc Ravennaとして発売される。AMDはZen 8に関する技術的詳細を一切公開していない。コア数、製造プロセス、メモリサポートなどの情報は未発表のままで、同社が長期的なロードマップを継続していることを示す一方で、詳細は今後数年で明らかになる見込みだ。
またAMDはHelios AIラックシステムのロードマップも公開した。第1世代は2024年にEpyc VeniceとMI455Xで、Helios 500は2027年にEpyc VeranoとMI500で、Helios 600は2028年にEpyc FerraraとMI600で発売される。これらのシステムは、データセンター内のAIワークロードを処理するために設計されている。
