OXMIQ Labsは、Hot Chips 2026カンファレンスで、High Bandwidth Flash(HBF)技術は多くのAIワークロードでHigh Bandwidth Memory(HBM)に代替できないと指摘した。HBFは、非常に大規模だが比較的アクセス頻度の低いデータセット向けの専用メモリ層として位置付けられる。

HBFは同等コストでHBMの8〜16倍の容量を提供する一方、帯域幅はHBMの約60%にとどまる。OXMIQの72GPUラックモデルでは、HBFが容量を14倍に増やす代わりに総帯域幅を40%に低下させ、ハイブリッド構成が特定シナリオで有利であることを示した。

この技術は、特に専門家ベース(MoE)モデルや長コンテキストKVキャッシュなど、容量は大きく帯域幅が低いことが要求されるアプリケーションで有用と考えられるが、データ転送量が大きいことやフラッシュの耐久性管理のためのソフトウェア・ドライバ支援が依然として不足している。