IDS Imaging Development Systemsは今週、Nionという新しい時間飛行(ToF)カメラを3Dセンサー製品群に加え、量産に移行したことを発表した。カメラは1.2メガピクセルの解像度と統合深度処理機能を備え、30 fpsの速度で固定深度データを提供する。

本製品は測定範囲0.3〜7.5メートル、可変照明下での低ノイズ、動く対象でもほぼブレがない点が特徴だ。IP67保護の頑丈な筐体とPoE対応により、屋内外の設置が容易で、onsemiのAF0130センサーは標準的なToFカメラに比べて高解像度と光耐性を実現するとされている。

Nionは物流、オートメーション、ロボティクスなどリアルタイムプロセスで高精度3Dデータを必要とする産業シナリオ向けだが、測定範囲が限定的なため広大なエリアでは追加センサーの構成が必要になる可能性がある。同社は既存の2Dシステムに深度データを付加でき、統合コストが抑えられると述べている。