『マビノギ モバイル』は、9年前のG-STARで初めてお披露目されたプロジェクトであり、開発開始時点ではゲームシステムがほぼ完成していた。当初はMMORPGではなく、よりテンポの速いマルチプレイRPGとして設計されていたが、投資家の関心を受け大規模MMORPGプロジェクトへと転換された。開発チームは、オリジナル『マビノギ』のアイデンティティを守りつつ、モバイルプラットフォームの制約を克服し、「いつでも入れる」ファンタジー世界の提供を目指している。
主眼は、プレイヤーに特別感を与えるキャラクターとアイデンティティ、誰も失敗することなく自分だけの物語を紡げる環境の構築に置かれた。特に戦闘システムにおけるアクション性と職業の多様性(18職)については、カジュアル層とハードコア層の双方に対応できるバランスを追求している。
また、生活感、音楽、住宅システムといった『マビノギ』の遺産を継承する要素も、モバイル体験に合わせて実装されている。日本向けサービスでは、個々のプレイヤーの要望に応えるため、住宅を最初から利用可能にするなどの調整が行われている。