POSTECHの研究チームはMiPALと名付けた単一要素スピーカーを開発した。この装置は音波を単一のリスナーに指向しながら側面への漏れを防止する。
装置は前面に音響メタサーフェスレンズ、背面に弾性メタユニットを配置し、超音波を変調するパラメトリックアレイシステムを採用している。500 Hzから10 kHzの範囲をカバーする狭い音ビームを生成する。航空機座席をシミュレートしたテストでは、弾性ユニットが側面振動を大幅に抑制し、隣の乗客を不快にさせない音の分離を実現した。
メタマテリアル構造を3Dプリントで製造すれば、座席間隔や環境条件の違いに迅速に適応できるが、商業生産や実環境での性能はまだ検証待ちである。
