ASSET研究グループは、MCPプロトコルを介して悪意のあるサーバーに接続されたAIコード生成エージェントが、分割指示を使って機密データを外部に漏洩させる可能性があることを示した。この手法はGhostSpliceと呼ばれ、それぞれが無害に見える分割指示を使って、エージェントに機密データを収集させる。テストでは、この手法が一部のモデルで成功率を42%から82%に引き上げることが示された。
悪意のあるサーバーは、ツールの説明や結果に分割指示を埋め込むことで、エージェントにこれらのデータを組み合わせさせる。この手法では、各部分が単独では無害に見えるが、組み合わせるとエージェントは機密データを収集し、悪意のあるサーバーに送信する。ASSETは、この手法が既に接続された悪意のあるサーバーとのみ機能し、エージェントが既にアクセスできるデータを対象とするとしている。
ASSETは、この手法から保護するため、サーバーの出力を指示としてではなくデータとして処理し、ツールの出力が別のツールの引数に自動的に渡されるのを防ぐことを推奨している。また、MCPプロトコルは、クライアントが人間の介入なしにツール呼び出しを拒否できることを要求している。
