ハッブル宇宙望遠鏡の観測データによると、アンドロメダ銀河の星形成速度は過去4000万年間に劇的に低下した。研究者らは、この現象がアンドロメダ銀河の小さな隣人であるM32銀河と関連している可能性があると指摘している。アンドロメダ銀河のM32に近い側では、6000万年前から星形成の減速が始まっていることが確認されている。
アンドロメダ銀河の星形成速度は、5億年前には太陽質量1個分の星を毎年形成していたが、4000万年前には太陽質量の半分、現在では5分の1にまで低下している。この減速がM32銀河と関連している可能性が考えられているが、これはまだ未確認の仮説である。
ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡が2024年に打ち上げられれば、アンドロメダ銀河についてさらに多くの情報が得られることが期待されている。ローマン望遠鏡はハッブルが観測した星の数を増やし、アンドロメダ銀河の過去についてより詳細な情報を提供するだろう。
