Armはデータセンターサーバ向けに設計したAGIプロセッサをHot Chips 2026会議で発表し、2026年末に商用化することを発表した。同社は、プロセッサが2つの70コアN3Pチップレットで構成され、TDPは300 Wになると述べた。

AGIは、64〜136コアに構成可能な合計136コア、2 TB/sのUCIe接続、最大845 GB/sのDDR5‑8800メモリ帯域幅を提供する。各チップレットは128ビットベクトルエンジン、2 MB L2キャッシュ、272 MBシステムレベルキャッシュを備える。メモリサブシステムは、2つの6チャネルDDR5コントローラと低遅延CMN‑S3ネットワークを使用し、DRAM遅延を100 ns未満に抑えることを目指す。

Armは、ラックあたりでx86プラットフォームの効率の2倍を主張しているが、SPECなどの標準ベンチマーク結果はまだ公表されていない。DDR5‑8800メモリは市場に出ていないため、実際の帯域幅と遅延は不透明なままである。同社は今後数か月で商用出荷を開始する計画だが、ワークロード性能や製造効率に関する追加データが求められる。