連邦裁判官は、AT&Tがカリフォルニア州のCarrier of Last Resort(COLR)規則の一時停止を求める申し立てを却下した。この規則は、同社が自社の電話回線区域内のすべての顧客に基本電話サービスを提供することを義務づけている。AT&Tは、この義務が連邦通信委員会の命令と矛盾すると主張し、2024年5月に訴訟を提起した。
裁判官リンダ・ロペスは、AT&Tが求めていた一時的な措置の発令を拒否した。この判断により、同社は2027年6月1日までにサービスを終了する予定だった19万9000世帯と1万5000事業所に対して、引き続きサービスを提供しなければならない。AT&Tは、このサービスを維持するために年間10億ドルを費やしており、古い銅線をそのまま使用していると主張している。
カリフォルニア州は、AT&Tに銅線をファイバーに置き換えるよう提案したが、同社はその投資が実行されると保証していない。同社は、利益が出ない地域では顧客がモバイルネットワークに移行すると見込んでいる。AT&Tは、この判決に対して第9巡回控訴裁判所に上訴できる。
