ノルウェー極地研究所が率いる30人の研究者と20人のスタッフからなるチームが、50日間の旅程で北極点へ向けて出発した。Kutup 2050プログラムの一環として、氷の後退による変化を受けた北極海の生態系と、将来の人間活動の影響が調査されている。研究者たちは生態系全体を調査し、物理的、化学的、生物学的データを収集する。

研究者たちは伝統的な方法と新技術を用いて水のサンプル、氷のコア、堆積物のサンプル、プランクトンを収集する。さらに、4000メートルの深さから堆積物のサンプルを採取し、深海の生物多様性と生態系の機能を調査している。これらのデータは、北極海の長期的な変化を理解するために重要である。

Kutup 2050プログラムは、10年間の協力の枠組みで18のノルウェー研究機関を結集している。このプログラムは、2032-2033年に実施される国際極地年の一環として、変化する北極海に関する新しい知見を提供する。