エジプトの北シナイ地域で、Ahram Onlineの報道によれば、小さな道路脇のキャラバン宿の遺構が発見された。考古学者は、この建物がスルタン・ロード上を旅する商人、郵便配達人、兵士のための休息所であったと指摘している。
建物の壁は泥と赤レンガで造られ、基礎は大きな石灰岩ブロックで補強されている。内部からは水と食料の貯蔵容器、ランプの破片、いくつかの文字や装飾が出土し、これらの遺物はマムルーク王国時代、特にスルタン・アル・ナシル・モハメド・イブン・カラウーン(1285‑1341)の時代を示唆している。
研究者は、壁の配置から宿泊エリアに付随する店舗が接続されていた可能性があると考えている。この発見は、シナイがエジプトと東アラブ世界の歴史的な交易・巡礼路において果たした役割をより深く理解する手がかりとなるが、同地域の他の類似建造物との比較研究はまだ待たれている。
