Canon EOS R6 IIIは、天体写真における低光環境での自動フォーカス性能を大幅に向上させた。32.5MPの高解像度センサーは、Dual Pixel CMOS AF IIシステムにより多くのデータを提供し、星の正確なフォーカスを実現する。ユーザーは、特に明るい星や星団で、手動フォーカスと比べて時間を大幅に短縮できる。

センサーのデュアルゲートゲイン構造は、高ISOでノイズを抑制し、低ISOではダイナミックレンジを拡張する。これにより、星の自然な色と空の濃いトーンがより現実的に記録される。45mm f/1.2のような高速レンズと組み合わせると、Zeta Herculis(視等級2.88)のような微弱な星でも鮮明にフォーカス可能だ。

CFexpressスロットは、大容量RAWファイルの高速保存と転送を可能にする。しかし、この機能は主にプロユーザーにとって価値がある。初心者向けの天体写真家にとっては価格差が大きく、むしろ高速レンズの購入の方がより適切な投資となる可能性が高い。ユーザーの中には、頻繁に空を見ない人にとっては、以前のモデルで十分だと指摘する人もいる。