長年にわたり考古学を形作ってきた男性中心の視点は、男性が狩りを行い、女性が定住地に留まっていたと想定していた。

最新のDNAおよびプロテオミクス分析がこの通説を崩している。ペルーのアンデス山脈で見つかった9000年前の墓から、大型狩猟道具とともに埋葬されていた個体が、遺伝学的に若い女性と特定された。同地域の狩人墓27基のうち11基が女性のものだった。

スウェーデンの有名なビルカ墓地で、武器と軍事装備とともに埋葬されていた個体も、XX染色体を持つ女性であったことが判明した。