東京の多摩動物公園で16頭のライオンのうち10頭に熱中症の症状が見られ、3頭のメスライオンが死亡した。これらのライオンは7月20日から食欲不振や活動量の減少などの症状を示し、そのうち3頭が7月23日、26日、28日に死亡した。獣医師は、死亡の原因が熱中症による脱水と多臓器不全であるとみている。
動物園の担当者は、ライオンが乾燥したアフリカの気候に慣れているにもかかわらず、日本の湿った暑さに適応できなかったと説明した。今年は梅雨明け後の急激な気温上昇があったと指摘された。動物園は暑さ対策を強化し、水のスプリンクラー、換気の改善、スポット冷房システムを導入した。
現在も動物園では治療中のライオンがいる。日本では7月20日から26日までの間に熱中症で1万8600人が病院に搬送され、そのうち45人が死亡したと報告されている。国は2030年までに年間の熱中症による死亡者数を1300人から半減させることを目標としている。
