東京・堀口硝子工房の白い壁とラボのような空間は、伝統的な職人工房というよりは研究施設のようだ。 三代目の職人・堀口亨は、江戸切子の定義を「素材、手工技術、回転工具、関東地方生産」の4つのルールに限定するだけでなく、伝統的な赤青模様を超え、透明感のあるモノクロームの日常使いしやすいモデルを制作していると述べた。 堀口は、ホテルの照明や高級時計、アクセサリーといった新分野へ進出したことや、「江戸切子でない」製品も伝統の柔軟性の反映であると主張した。