NASAのESCAPADE(Escape and Plasma Acceleration and Dynamics Explorers)ミッションは、7月3日に太陽-地球L2ラグランジュポイントの臨時軌道から地球-月システムの珍しいポートレートを撮影した。ブルーとゴールドという2つの宇宙船が、可視光と赤外線センサーで同時に画像を取得した。

画像では地球と月の両方が太陽光の8%を受けているが、月は宇宙船から186,100km、地球は584,600kmの距離にある。地球のアルベドは約30%だが、月は約7%で、反射率の違いを示している。赤外線チャンネルでは地球の夜間表面は-10~-44°Fの温度を示すが、月の暗い表面は280°F(≈100K)と測定されている。

これらの画像は、ESCAPADEが火星の磁気圏と大気の研究のためにカメラをキャリブレーションする機会を提供している。このミッションは2027年9月に2つの宇宙船を火星軌道に配置する計画で、L2ポイントの柔軟な位置は通常の26ヶ月の火星打ち上げウィンドウに依存しない打ち上げを可能にした。