欧州連合(EU)は、米国が5月に提出した要請に基づき、Sentinel-1およびSentinel-2衛星がホルムズ海峡近くのオマーン湾で撮影した画像の公開を24時間遅らせる措置を開始した。この決定は7月13日にEU理事会によって承認され、宇宙ニュースサイトSpace Newsが確認した。

画像の遅延公開は、4月8日に始まり7月8日に一時中断された軍事衝突の再開と関連している。米国とイスラエルが2月28日に開始した作戦以降、衛星画像の諜報目的での利用が増加した。米国は自国の衛星システムでイランの活動を監視している。

一方、イランは中国から入手した衛星データを、米軍施設を標的とするために利用している。EUのこの措置は、オープンデータ方針が軍事戦略とどのように関わるかを示している。