FEXチームは2608をリリースした。このバージョンでは、x86_64バイナリをARM64アーキテクチャ上で実行する際のパフォーマンス向上のため、さまざまなバグ修正とJIT改善が行われている。

特にWineとの互換性向上のため、メモリ割り当て追跡領域での書き込み競合の可能性が修正され、AVXシグナル状態の保存/復元の問題が解決された。また、スピンループでWFE(Wait For Event)命令を使用することで、ARMコアが低消費電力モードで待機するようになり、影響を受けるソフトウェアでワット単位の省電力化が実現している。さらに、256ビットSVEサポートが改善され、クラッシュの可能性が修正され、さまざまな命令セットの最適化が行われた。

このアップデートは、FEX-Emu.comとGitHubリポジトリからダウンロード可能だ。