日本のH3-22Sロケットは8月10日、種子島宇宙センターから打ち上げられ、ミチビキ7号衛星を軌道に投入した。これはH3ロケットが昨年12月の失敗以来の初飛行で、準天頂衛星システム(QZSS)を4衛星から7衛星に拡張することを完了した。QZSSはGPSのようなグローバルナビゲーションサービスを補完する地域ナビゲーションシステムとして設計されている。

ミチビキ7号は4.9トンの重量で、軽度傾斜の準地球同期軌道で運用される。この7衛星システムにより、日本上空では常に4衛星以上が視界に入るようになり、他の衛星ナビゲーションシステムに依存せずに位置情報を取得できる。しかし、昨年12月のH3ロケットの失敗により、ミチビキ5号衛星が失われた。

日本当局はH3ロケットと日本の宇宙産業の打ち上げ頻度を高めるために努力している。2030年代初頭までに日本から年間30回の打ち上げを目指しているが、H3ロケットだけではこの目標を達成できないとされている。三菱重工業と日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケットの年間打ち上げ能力を8回に引き上げるための協議を行っている。