Odys AviationとST Engineeringは、DrN-600貨物ドローンにハイブリッド電動推進システムを統合するための提携を発表した。このシステムは、従来の推進技術と比較して、飛行時間の延長、航続距離の拡大、運用コストの削減を狙う。提携はまず技術的・商業的適合性を評価する第一段階から始まり、その後、包括的な開発契約に進む。
DrN-600は、最大離陸重量600kg、搭載能力100kgの中型貨物ドローンで、医療機器、産業機器、人道支援物資などの重要貨物を、遠隔かつアクセス困難な地域へ運搬するよう最適化されている。推進システムの統合により、航続距離は300kmを超える見込みで、飛行時間も大幅に延長される。
提携は推進システムのみにとどまらず、ST Engineeringの地上制御ステーション技術を用いてドローンプラットフォームを統合することも計画している。これは将来的に完全自動化された貨物運用への移行を支える。DrN-600の認証は2028年を目標とし、商業導入前に実環境での運用試験を実施する。
