パラフィンシリンダーの温度変化に伴う体積変化を利用して直線運動を得るこの装置は、体積を1.15倍に増加させるパラフィンの固液相転移を活用している。BubsBuildsによって実証された実装では、アルミニウムブロック内に多チャネル構造を設けて熱伝達を高め、TEC(ペルチェ素子)で温度制御を行っている。このシステムは、作動流体にかかる圧力を油圧シリンダーに伝達することで、極めて精密な直線運動を生み出す。
作動流体としての水の使用は適合性の問題で断念され、代替の適合流体が採用された。温度と位置のデータに基づきTECを制御する電子システムは、装置の動作に不可欠な要素である。
このプロジェクトは、産業用ソリューションでは見られないレベルの精度をDIY環境で実現した実験的なアプローチである。
