恒星、惑星、衛星の定義は、天文学界で長年議論の対象となってきた。たとえば、冥王星が惑星かどうかという問題は未解決のままだ。今、赤色矮星CD-35 2722の周囲を公転する褐色矮星と、その周囲を回るエクソ衛星が発見された。この発見は、惑星と衛星の定義を再び議論の場に上げた。
CD-35 2722bと名付けられた褐色矮星の質量は、木星の29〜38倍と推定される。これは、褐色矮星が恒星になるには小さすぎるが、惑星になるには大きすぎるということを意味する。この褐色矮星の周囲を回るエクソ衛星は、木星並みの大きさであり、直接撮影された最初のエクソ衛星の例となる。
このような系は、天文学者が惑星と衛星の定義を見直すきっかけとなる可能性がある。特に、褐色矮星の周囲を回る巨大な衛星は、生命が存在し得る領域に位置し、生命を宿す可能性さえある。その場合、これらの衛星を惑星と呼ぶべきか、それとも衛星と呼ぶべきかが議論されるべきだ。
