ベトナムのキャットバ島近海の養殖場で、抗生物質耐性を示す海産物関連の病原菌「Vibrio parahaemolyticus」が検出された。研究者らは、150の水質サンプルのうち24.7%でこの細菌を確認し、特に夏季にその出現率が高まることを指摘した。
検出された細菌の67.6%は多重抗生物質耐性を示し、テトラサイクリン、シプロフロキサシン、ゲンタマイシンなどの抗生物質に対する耐性遺伝子が確認された。また、抗生物質耐性を持つ細菌はバイオフィルム形成能力が高いことも観察された。
研究者らは、これらの発見が水産養殖場における定期的な監視、抗生物質使用の管理、衛生対策の重要性を示していると指摘。細菌が水環境から海産物へ移行するリスクも考慮されている。
