IEEE FellowのRajiv JoshiとIEEE Senior MemberのRajesh Zeleは、2023年、インドのマハラシュトラ州とカルナタカ州の農村部および先住民族の少女たちの退学率を下げるため、WiSEプロジェクトを開始した。3年間のプログラムで、毎年160〜200人の女子生徒がIITボンベイのキャンパスで5日間の手作業・製作・プログラミング(BMP)教育に参加した。参加者は、生物発光、六脚水中ロボット、リモートコントロールロボットなどのSTEMプロジェクトに取り組み、これらの機器を自宅に持ち帰り、学習を継続した。
プロジェクトは技術スキルだけでなく、女性ロールモデルを前面に押し出した。たとえば、10年生を終えて学校を中退した農婦のSavita Dakleは、モバイル技術を活用して100万人以上の女性農家からなるネットワークを構築したことを語った。こうした物語は、参加者が自らの可能性を再定義する手助けとなった。
プログラムの公式終了後、IEEE CASSバンガロール支部やケララ支部などの団体が、WiSEのモデルを自地域に適応し始めた。JoshiとZeleは、このプロジェクトをアジア、アフリカ、ヨーロッパの他の地域にも広めることを目標としている。参加者は、このプログラムが科学への自信を育て、エンジニアリングなどのキャリアへと導いたと述べている。
