国際責任プロジェクト(IAP)は、途上国における移行鉱物プロジェクトが環境・社会・人権リスクを大きく抱えていることを示す報告書を発表した。
2023‑2025年に承認された77件のプロジェクトを検証した結果、プロジェクトの半数以上、そしてアフリカでの70‑70%が地域社会に実際または潜在的な被害を与えていると指摘した。アフリカで資金提供された案件の3分の2はコバルト、銅、ニッケルなど再生可能エネルギー部品向けであり、これらのプロジェクトの約44%は米国国際開発金融公社(DFC)の支援を受けている。
報告書は、多国籍鉱山企業の人権実績にもかかわらず銀行融資を受けていることは、銀行の事前審査プロセスに欠陥があることを示すとし、社会影響評価やリスク軽減策といった保護的措置の条件付けを提言している。この状況は、再生可能エネルギー需要が南から北へ向かう植民的な利益連鎖を強化するものだ。
