KAISTの研究者らは、変動する速度で入ってくる信号をソフトウェア処理なしで自律的に調整できる新しい半導体デバイスを開発した。このデバイスは記憶機能と処理機能を統合し、固定応答速度を持つ従来のデバイスに比べて予測誤差を40倍削減する。

PDMデバイスの応答速度をプログラムできる機能は、実世界のシステムからのデータがほとんど一定速度で変化しないという事実に応えている。デバイス内部の二つの機能層は、ひとつは来る負荷を蓄積・処理し、もうひとつはデバイスが元の状態に戻る速度を制御するために用いられる。このため、デバイスの電流回復時間は5倍の範囲で調整可能になる。

研究者らは、PDMデバイスをさまざまな速度で変化する信号を処理できるように構成し、異なる時間スケールで情報を抽出できるようにした。このデバイスは、自動車、ロボット、ウェアラブルデバイスなど、局所的に変化するデータを処理する必要があるシステムで利用可能である。