バージニア州拠点のレイセオンは、ミニアチュア・エア・ランチド・デコイ(MALD)と呼ばれる偽装機システムの生産ラインを再起動する準備を進めている。このシステムは、高価値機のレーダー信号を模倣して敵防空システムを欺き、有人・無人機が危険な空域を通過するのを容易にする。
MALDのモジュラー設計により、機首部分をジャマー、キネティック戦闘部隊、または今後のミッション機器に交換できる。また、他の偽装機とは異なり、輸送機からも発射可能で、指揮官に作戦上の柔軟性を提供する。
レイセオンは、MALDがNATOの新たな空対空デコイ要件を満たし、『手頃な量の兵器』(affordable mass)という概念を実現していると強調している。敵の攻撃を引きつけて重要な軍事資産を守るこのシステムは、現代の統合防空システムとの戦いにおいて、電子戦と欺瞞戦術の重要性を示している。
