ナイジェリアの保全専門家レイチェル・イケメが、ニジェールデルタの地域コミュニティと進める活動により、2026年ロレックス賞受賞者に選ばれた。同賞は、極めて高い絶滅リスクにあるニジェールデルタレッドコロブスザル(学名:Piliocolobus epieni)の保護に焦点を当てている。
イケメ氏とチームは2021年、アポイに1,010ヘクタールのコミュニティ保護区を設立。保護林内のザル個体数は、2021年の180〜200頭から2024年までに倍増し、さらにガルノーとココロアマでも新たな保護区が設定された。
保護区外では、石油汚染、違法伐採、過剰漁業、密猟といった脅威が続いている。イケメ氏は、資金が短期の助成金やプロジェクト単位に依存していること、貧困や失業といった経済的圧力が持続していることを指摘した。
