Roman 望遠鏡は 2026 年 8 月 30 日、米国ケネディ宇宙センターを 07:26 EDT に SpaceX Falcon Heavy ロケットで打ち上げられた。打ち上げは成功し、任務は可視から近赤外スペクトルを観測し、宇宙の膨張と暗黒物質の性質を研究することに着手した。任務には欧州宇宙機関 (ESA) が星追跡装置、バッテリー、コロナグラフ装置用検出器を提供し、さらに Yeni Norçiya がオーストラリアの新しい 35 メートルアンテナを通じてデータダウンリンク支援を行う。

Roman は 2.4 メートルの一次鏡と広視野装置 (WFI) を備え、コロナグラフ技術の実証を搭載する。L2 ラグランジュ点に配置されると、天空の約 12% を遮蔽なしで観測でき、これにより星雲クラスターや数千の Ia 型超新星を通じて宇宙の膨張を測定できる。打ち上げ後 3 ヶ月以内にチームは展開、較正、テストを実施し、この期間が終了した時点で科学観測が開始され、最初の科学画像が公開される。

Roman は最低 5 年間赤外宇宙を観測し、さらに 5 年間の余裕を持たせた設計となっている。したがって任務は合計で 10 年間継続可能で、予期せぬ発見にも対応できる。