NASAのPsyche探査機は2023年に打ち上げられ、2029年に金属が豊富な小惑星16 Psycheに到着することを目的としている。旅の途中で火星を通過し、重力アシストを活用すると同時に、搭載科学機器の性能をテストした。3500kmの距離から撮影された画像には、火星のフューゲンクレーター、南極の氷床、衛星のフォボスとデイモスが写っている。
磁力計は探査機の最も重要な機器の一つであり、火星の磁気ショック領域を測定して正常に動作することを確認した。このデータは、16 Psycheが古代惑星の核であるかどうかを判断する際に使用される。磁力計は、探査機自身の磁場と区別できるよう、二重センサーからなる勾配計システムで構成されている。
マルチスペクトルイメージャーは異なる光の波長で画像を取得し、火星の地表成分を識別した。このテストは、16 Psycheに接近した際にその周囲に衛星が存在するかどうかを探索するための準備にもなった。すべての機器が期待通りに動作し、任務チームは探査機が2029年に目標に到達するための経路が正しいことを確認した。
