Nvidiaは、AIによって生成された動画を検出するためのマイクロサービス「Synthetic Video Detector」(SVD)を開発した。このツールは、MetaのDINOv2およびDINOv3視覚変換モデルを使用して、フレームごとに動画を分析し、各フレームに真実性スコアを付与する。スコアの平均値により、動画がAIによって生成されたかどうかをパーセンテージで判定する。
SVDは、ソーシャルメディアプラットフォームで一般的な圧縮動画でも82%の精度で動作する。圧縮率が15%の場合は精度が87%に、非圧縮動画では92%に達する。この性能は、ニュース機関や配信者にとってコンテンツ検証プロセスの高速化を可能にする。
ツールはNvidia RTX GPU上で1080p動画を22ミリ秒で処理する。ただし、NVENCコーデックを必要とするため、B100などのデータセンター向けGPUでは直接動作しない。NvidiaはWowzaと提携し、ライブストリーミングへの統合を計画している。デモ版はbuild.nvidia.comで利用可能だが、クラウド処理の制約により、ファイルサイズは100MBまで、処理時間も制限される。
