NVIDIA RTX 50シリーズGPUで、過去の世代では隠されていたVRAM温度センサーへのアクセスが、Overclock.netのメンバーasder00が開発したHotspot.dllプラグインによって可能になった。このプラグインはMSI Afterburner上で動作し、GDDR6、GDDR6X、GDDR7の各メモリモジュールの温度データを表示する。これらのデータはNVIDIAのNVAPI経由で公式に提供されていないが、コミュニティの開発者たちの協力で抽出された。

HWiNFOの最新ベータ版(v8.51-6304)はすでにこのデータにアクセス可能で、GeForce RTX 5090の16個のGDDR7メモリチップの温度を正確に報告している。開発プロセスには、Alexey "Unwinder" Nicolaychuk、Paulo Gomes、Martin "Mumak" Malíkらが貢献した。このプラグインはBlackwellアーキテクチャに限定されず、Ada LovelaceおよびAmpereベースのRTX 40シリーズやRTX 30シリーズでも動作する。

この新たな監視機能は、オーバークロッカーやハードウェア異常を検出するユーザーにとって大きな利点を提供する。NVIDIAが公式にサポートしていないにもかかわらず、このデータへのアクセスはユーザーがGPUをより詳細かつ意識的に管理できるようにする。