欧州・北米で森林火災が激化している。スペインで記録された最大の火災は500平方キロメートル以上の地域に影響を与えた。北米と欧州では今年の火災が過去10年の平均を少なくとも25%以上上回っている。しかし世界全体では、アフリカとアジアでの火災の減少により、火災による炭素排出量が記録的な低水準となっている。

世界の火災活動の3/4以上はアフリカとアジアから発生している。アフリカのサバンナ地域での火災は、他の地域の森林火災に比べてより頻繁で大規模なものとなっている。しかし、人間の居住地域の拡大や農業実践の変化により、これらの地域での火災活動が減少している。

地球温暖化は、北米と欧州での火災が激化する要因となっている。温暖化は火災に適した気象条件を作り出し、火災がより大規模で速く、頻繁になる原因となっている。エルニーニョ現象も熱帯雨林での火災増加を引き起こす可能性がある。