Qualcommは、サプライチェーンにおけるコスト上昇を受けて、2024年9月から製造するチップの価格を引き上げると顧客に通知した。同社が製造するSnapdragonシリーズチップは、Androidスマホ、スマートウォッチ、VRヘッドセット、次世代ArmベースのノートPCなど多数のデバイスに採用されている。この価格改定は、消費者電子製品から産業用機器まで広範囲に影響を及ぼす。

メモリとストレージ部品の価格高騰は、特にDRAMとNANDがAIデータセンター向けに急増した需要で押し上げられている。この状況により、RAM価格は今年第3四半期に40~50%、第4四半期に30~40%さらに上昇すると見込まれている。この上昇は、プロセッサ、プリンタ基板その他の主要部品のコストにも影響を与えている。

Qualcommは、サプライヤーの変更が価格上昇に寄与したと指摘している。また、TSMCなどの主要生産メーカーが来年約10%の価格引き上げを計画していることも明らかにされた。この動きはQualcommにとどまらず、Apple、Nvidia、Googleなどの企業の製品にも影響を及ぼす。