QualcommのDragonwing IQ10 AIプラットフォームを搭載したヒューマノイドロボットが、2026年Computexでステージ上に登場した際、通信障害により前方に倒れ込み、立ち上がることができなかった。この様子はライブ配信で視聴者の注目を集めた。

Qualcommは、転倒の原因が通信障害によるものであり、ロボットの組み込み型安全転倒シーケンスが作動したと説明した。このシーケンスはロボットを膝に下ろすことで周囲の人や物を保護することを目的としている。Dragonwing IQ10は最大700 TOPSのAI処理能力、18のCPUコア、12のカメラ、LiDAR、タイム・オブ・フライトセンサーなど複数のセンサーを搭載し、リアルタイムのオブジェクト認識と動作計画を可能にしている。

同社は、このようなライブデモには常にリスクが伴うものであり、得られたデータはシステムの信頼性向上に役立てられると強調した。昨年ロシアのAIdolロボットも同様の転倒を経験しており、ヒューマノイドロボットの現場テストにおける課題が依然として存在していることを示している。