研究者らは、PPS、PA6、PPの3種類の熱可塑性マトリックスを用いたプルトルード製ガラス繊維複合材料の曲げ特性を、室温から280°Cまで加熱して測定した。

結果は、PPSベースの複合材料は260°Cまで耐久性を維持し、220°Cでも初期剛性の半分以上を保持することを示した。PA6は室温で最も高い強度を示すが、加熱に伴い段階的に劣化し、PPは120°Cを超えると急速に弱まり、160°Cで荷重能力を完全に失った。

熱分析により、これらの異なる挙動は主にポリマーマトリックスの特性に起因することが確認され、マトリックスごとに別個の解析モデルが必要であることが示された。MahieuxおよびBoszeモデルはPPSとPA6に適合し、PPにはより簡易なモデルで十分であった。