AI支援アプリ開発プラットフォームのReplitは、2026年11月に日本でオフィスを開設し、アジア市場への拡大を目指す。これは同社が以前ロンドンに開設したオフィスに続く、2つ目の国際拠点となる。日本をアジアでの事業拡大の橋頭堡と位置づけている。

並行して、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)と連携し、「エンタープライズ・バイブ・コーディング」手法による企業向けパーソナライズドSaaSの提供を発表した。Replitのプラットフォームは、プログラミング知識がなくてもアプリケーションを開発できるクラウドベースの開発環境だ。

これにより、エンジニアリング知識のない業務担当者が直接開発プロセスに参加できるようになる。SMFLは、企業ニーズに特化した標準的なSaaS機能では不十分だとしていた。同社の資産管理業務とAI開発を組み合わせ、特有の業務フローをアプリケーションに反映させる開発期間を1週間に短縮することを目指す。

従来の手法では6人で半年かかっていたカスタマイズが、Replitを用いると1人で1週間で完了するという。また、200画面規模の大規模固定資産会計システムの再構築にも活用されている。セキュリティと品質の観点から、SMFLは「Assetforce」クラウドサービスとReplitで開発されたアプリケーションを接続する「ADP」データ統合プラットフォームを構築した。