オーストリアのブルゲンラント州で、ローマ帝国時代の大規模な陶器生産拠点が発見された。ハナースドルフ村での発掘で、100以上の陶器窯を含む工房が発見された。発見は1世紀CEに遡り、地域消費を超えた広範な生産と貿易システムの存在を示している。

発掘リーダーのバセマ・ハマルネは、工房で完全に保存された陶器と生産中に破損したサンプルが発見されたと説明した。これらの発見は、工房が大規模な生産拠点であり、地域消費だけでなく、より広い地域にサービスを提供していたことを示している。工房の近くに消費拠点がないことも注目に値する。最も近い大規模なローマ定住地は、16km離れたサヴァリア(現在のハンガリーのソンバトヘイ)である。

発掘調査は、工房が新石器時代から使用されていたことも明らかにした。これは、この地域が長年にわたって生産に適した場所であったことを示している。発掘は8月7日まで続き、毎日新しい発見が期待されている。