ロールスロイス、アビオ・アエロ、IHIは、Global Combat Air Program(GCAP)向けに共同開発する次世代戦闘機エンジンの設計審査を完了した。この段階は、技術的リスクを低減し、製造手法を検証することを目的としており、エンジンの地上試験へ移行する前段階である。三カ国のエンジニアは100以上の部品をテストし、エンジン部品の製造を開始した。

三社は、イギリスのリディングに設置された共同センターを通じて、より密接な連携を図っている。このセンターでは、ロールスロイス、アビオ・アエロ、IHIのチームに加え、GCAP機関とEdgewingも協力している。プロジェクトはエンジン製造だけでなく、デジタル設計ツールや製造プロセスの革新も含む。

GCAPエンジンは、従来の戦闘機エンジンとは異なり、先進センサーや武器システムに必要な高電力・高冷却能力を備えるよう設計されている。三社は、この共同開発が国境や産業の枠を超えて、未来の防衛航空産業の基盤を築くと強調している。現在、このプログラムはイギリス、イタリア、日本で約9,000の航空産業の雇用を支えている。