Linux 7.3向けに今週stagingドライバー更新がマージされ、Greg Kroah-Hartmanは「ここに重要なものはない」と述べた。更新の大部分はRTL8723BSドライバーに属し、このドライバーがstaging領域での活動を再び際立たせた。RTL8723BSは802.11 b/g/n規格に対応するSDIOベースのWiFiおよびBluetoothドライバーで、さまざまな低コストのシングルボードコンピューターや初期のIntel Compute Stickデバイスで使用されてきた。

このドライバーは長らく「怪物」と評され、スパゲッティのように複雑なコード構造のため整理が必要とされてきた。約10年を経てなおstagingに留まっており、悪意のあるWiFiアクセスポイントに対する堅牢化も進められている。今回のサイクルでの変更の多くは、キャメルケースの命名を修正するか、未使用のコード部分を削除するといった日常的な作業で構成されている。

寄稿の大半は、カーネルドライバー開発の経験を積みたい新規開発者によって提供されている。新しいstagingドライバーは追加されなかったため、RTL8723BSの整理がLinux 7.3 staging pullの主な焦点であり、その大部分を占めている。