ソニーが2028年1月から物理的なPlayStationゲームディスクの生産を停止すると発表した際、プレイヤーの間で大きな反発が起きた。ソーシャルメディアや複数のプラットフォームでは、この決定に反対する数多くのコメントや署名キャンペーンが展開されたが、同社はこの方針を堅持している。

一方、現在の販売データは、この反発が消費者の購入行動に反映されていないことを示している。Circanaのアナリスト、マット・ピスカテラが公開した情報によると、2026年前半にアメリカで物理版が10万枚以上売れたPlayStationゲームはわずか7本にすぎなかった。さらに、7月11日までの一週間では、物理版が1万枚以上売れたゲームは2本だけだった。

ソニーの2025会計年度の報告書もこの傾向を裏付けている。同社は、その年度に販売したゲームの78%がデジタル版であると発表した。この数字には、PlayStation 5のゲームライブラリの大部分を占めるデジタル専用タイトルも含まれるが、物理版の総販売数は約7000万枚にとどまっている。

物理ゲームを好むユーザーの購買行動がこの流れを変える可能性は低い。ソニーは、最終生産施設でディスク生産の規模を縮小し始めている。欧州連合も、コンソールメーカーが物理メディアを廃止することを阻止できないことを確認した。この業界の変化は、マイクロソフトが次世代Xboxで光学ドライブを廃止する可能性という噂を強めている。