スコットランドのカイングームズ国立公園で10日前に始まった山火事が、600ヘクタールの地域に広がり、大規模な危機に発展した。スコットランド警察はこの火災を「重大な事件」と宣言し、地域住民に避難を呼びかけている。消火活動には500人以上の消防士とヘリコプターが投入されている。

この山火事は、アバディーンの西側に位置するカイングームズ山脈で広がっており、長年観光地として知られる地域に影響を及ぼしている。スコットランド首相のジョン・スウィニー氏は、消火活動を「複雑で困難な状況」と表現した。しかし、風向きの変化により、ネシーブリッジ村に対する緊急の危険は軽減された。

人口650人のネシーブリッジ村の住民は、「必要に応じて」避難した。近隣の他の村の住民も朝方から避難を開始している。地元住民は、火災が家の門まで迫るのを待つことに失望を感じたと語った。消防当局は、火災地域に近い村の住民に、煙から身を守るため窓やドアを閉めるよう勧告している。