米国国家道路交通安全局(NHTSA)は、テスラ車の電子ドアハンドルが故障により乗員を閉じ込めるという主張に対して、特別な調査を開始しないと発表した。代わりに、すべての新車に明確で信頼性が高く、電源喪失時にも動作する機械式脱出システムを義務付けるための一般規則の策定を提案した。

この規則策定プロセスは2〜5年かかる可能性があり、実施は2030年以降となる見込みだ。現時点で中国は、セキュリティ上の理由から電子ドアハンドルを禁止している。NHTSAは、テスラの低電圧バッテリー問題によるドアの不動作事例も調査中だ。

シリコンバレーのエンジニア、ケビン・クラウスは、事故で電源が遮断され、機械式脱出装置の位置がわからず、車両の後部窓から脱出したと説明した。この事例は、すべての車両に容易にアクセスできる明確な機械式脱出システムを義務付けるべきだという声を強めた。テスラは2023年、ハンドルの操作性を改善する計画であると発表したが、詳細なスケジュールは示していない。