TSMCは、AIおよび高性能計算(HPC)分野での需要増加を受けて、2027年初めから7nm以下の先進チップ生産サービスの基本料金を5~10%引き上げる計画だ。追加容量を必要とする顧客には、この上乗せ額に加えてさらに10~15%のプレミアムが課される。この場合、一部サービスの総価格は25%まで上昇する可能性がある。

同時に、12nm、16nm、28nmなどの成熟技術生産ラインについても価格引き上げが計画されており、最大10%の上昇を見込む。ただし、一部ラインではそれより低い水準にとどまる見通し。TSMCの2026年第二四半期の収益の77%は先進技術生産から、23%は成熟技術生産から得られていた。

価格変更は、Apple、AMD、Nvidia、MediaTekなどの顧客に適応期間を設けるため、2027年初めから適用される。TSMCのCEOであるC.C. Weiは、メモリメーカーが86%の粗利益率を達成していることを目標例として挙げたが、急激で過度な価格引き上げは避ける方針を強調した。