エンブラエルがウズベキスタン向けに製造した初号機のC-390ミレニアム軍用輸送機を公開した。この進展により、ウズベキスタンは中央アジアでC-390の最初の運用国となった。ブラジルの製造元はソーシャルメディアで発表したが、納入に関する他の詳細は明らかにしなかった。
エンブラエルは、ウズベキスタン向けの受注を購入国の名を伏せたまま1年以上秘匿し、契約を2024年12月27日に締結したものの、顧客を「非公開の顧客」としてのみ記載していた。購入国がウズベキスタンであることは、2026年2月3日に開催されたシンガポール航空ショーで公表された。受注はC-390ミレニアム2機分とされ、納入スケジュールはまだ確定していない。
C-390は、ウズベキスタンの既存機材であるエアバスC295M-WとイリューシンIl-76TDの間に位置づけられ、中型軍用輸送能力を強化する。調達プロセスは、同国がソ連時代の機材構成を多様化・近代化する取り組みの一環と位置づけられる。ウズベキスタンはC-390を運用する11番目の国となり、NATOシステムと互換性のある設計により、NATO加盟国や緊密なパートナー国の仲間入りを果たした。