2001年9月12日付のDaily Variety紙面は、「The Mourning After(翌朝の喪)」との見出しの下、「世界が止まり、現実のゲームが始まった」との表現で、9・11テロがエンターテインメント業界に与えた影響を一面で報じた。テロ後の20ページ特集では、ワールドトレードセンターでの死者2606人、負傷者1万人超の推計とともに、エミー賞授賞式の中止、ラテン・グラミー賞の中止、映画公開日の再調整などが詳細に記されていた。
記者のティム・グレイ氏は、編集部が葛藤しながら作業を進め、業界が迅速に反応したことを回顧。CBSとテレビ芸術科学アカデミーが第53回プライムタイム・エミー賞の延期を午前11時25分に発表したと記している。
同特集号には、映画『コラテラル・ダメージ』の公開延期、トロント国際映画祭の一時中断、著名人の死去なども盛り込まれていた。
