University of Canterbury の研究チームは、葉が密集するブドウ園や果樹園で果実を検出・測定できる人工知能とコンピュータビジョンシステムを開発した。システムは各植物の完全な3Dモデルを作成し、隠れたリンゴ、サクランボ、ブドウなどの果実も表示する。
カメラ、照明、複数段階のAI処理パイプラインにより葉がデジタル的に除去され、果実のサイズ、体積、表面積などの測定が可能になる。テストでは果実の数え上げが実測値に対し約2%〜3%の誤差で近似し、従来のサンプリング手法は最大23%の誤差があると指摘されている。
技術はまだ信頼性評価段階にあり、20の商業農場でデータを収集しシステムの異なるブドウ園や果樹園の条件への適応が検証されている。開発者は、この詳細なモデルが将来的に自動剪定、散布、選択的収穫といったロボット作業を指示でき、大規模生産者のコストと廃棄物を削減できると主張している。
