NASAのNIAC基金は、デューク大学のDavid Smith博士のプロジェクトを支援している。このプロジェクトでは、宇宙でロボットによって建設される巨大なメタマテリアルレーダーで、10cm以下の小さなデブリを検出することを目指している。メタマテリアルは、自然素材では不可能な電磁波の制御が可能な人工素材で、このプロジェクトではレーダー波をプログラム可能なレンズのように機能させる。
宇宙でレーダーを建設することで、現在のロケットのノーズコーンの制限を超え、理論上無限の大きさのアンテナを構築する可能性が生まれる。NASAのエイムズ研究センターは、ARMADASプロジェクトでこれらの構造物の組み立てを行うロボットの開発を進めている。これらのロボットは、レゴブロックのように接続できる幾何学的ブロック(ボクセル)を組み合わせる。
このプロジェクトのもう一つの利点は、レーダーが動く部品を必要とせずに広い視野をスキャンできることだ。しかし、このプロジェクトはまだNIAC Phase I段階にあり、実用的な適用上の問題、特にデブリからの損傷リスクはまだ解決されていない。
