名古屋大学の研究者たちは、2024年5月に発生し「ガノン嵐」としても知られる超磁気嵐において、地球の磁気圏を取り巻く環電流の供給源を、この規模の嵐として初めて同時観測した。Arase衛星のデータは、嵐の際に環電流を構成するイオンの約85%が酸素であり、それらが地球の上層大気(電離圏)から放出されたことを示した。太陽風イオンは異常に高密度であったにもかかわらず、ほとんど寄与しなかった。
2024年5月の超磁気嵐で地球の電離圏が環電流を供給
日本のArase衛星が2024年5月の超磁気嵐の際、環電流を構成するイオンの約85%が太陽風由来ではなく、地球の電離圏由来であることを検出した。
01宇宙天気磁気嵐電離圏環電流Arase衛星JAXA名古屋大学Science Advances