国際的な研究チームは、中国で見つかった約2億4500万年前に海で生活していた爬虫類の消化系を保存した希少な化石を発見した。このほぼ完全な化石は、Austronaga minuta と呼ばれる首の長い、全長60 cmの海爬虫類に属し、Science Advances に掲載された。
研究者は、化石内部に大きな胃、赤みがかった肝臓、長い小腸の部分を確認し、肝臓にはヘモグロビンの残留物さえも検出した。紫外線光写真法や質量分析計といった最新の分析手法により臓器が同定された。この発見は、爬虫類に知られる最古かつ高度に統合された消化系の例として記録された。
Austronaga の単室胃構造は、現代の鳥類やワニの二室胃システムとは異なり、古代爬虫類の初期の胃構造が単純であったことを示す。化石は北京で展示されており、今後の発見が海爬虫類と陸生系統との進化的関係を解明することが期待されている。
